Doctors Me(ドクターズミー)- 動悸、肩こり、のぼせ…もしかしたら男性更年期かも?

写真拡大

更年期障害というと女性に起こることがよく知られています。女性は、閉経を気に女性ホルモンが極端に減少しますので、その際にホルモンバランスの崩れから来る様々な症状に悩まされます。

しかし、実は更年期は女性に限ったことではなく、男性に起こる動悸、肩こり、のぼせの症状は、男性更年期かも知れないということをご存知でしょうか。

今回は、気になる男性更年期の症状や改善法について、医師に解説していただきました。

男性更年期の特徴は?

女性の更年期が世の中に浸透していく一方で、男性更年期も存在するということが近年いわれてきました。男性の場合、「閉経」というイベントがありませんので、ホルモン量が急に減ったりと言うことはないのですが、男性ホルモンは年々減少していきます。

ある一定以上減ってしまうと、あるいは何らかの原因で減るスピードが早いと、様々な症状を自覚します。基本的に男性ホルモンは、体の筋肉を維持し、体を戦闘態勢に保つのに非常に重要な役割を果たしています。これがなくなると、疲れやすい、元気が出ない、などの症状が発症します。

その他、ホルモンの乱れによって、
・精神的な問題 (鬱傾向、イライラ傾向)
・自律神経の問題(急なのぼせ、発汗)
などが出ることが知られています。

男性更年期の原因は?

原因は、加齢に従って男性ホルモンが減っていくことです。男性ホルモンが加齢に従って減るという減少は、病的な物ではなく自然の老化の過程です。その他、何らかの疾患で精巣を摘出したりした場合は、急激に男性ホルモンが減りますので、症状が出やすくなります。

また、症状が出やすい人については、まだはっきりとした答えは得られていません。しかし、ずっと仕事人間で、趣味や人間関係の余裕がない人には、症状が出やすく、かつ、症状が重くなるという傾向があります。年を取って更年期になってから慌てなくても良いように、何か趣味を見つけて、充実した人生を送れるようにしておくといいですね。

改善法や予防法はある?

いずれ体が徐々に慣れてきますので、時間が経てば自然と良くなっていきます。しかし、症状が強いときには、様々な薬での治療があります。精神的な問題に対しては、精神安定剤抗うつ薬などが有効になることがあります。

また、自律神経の問題に対しても、精神安定剤が有効です。その他、体質に応じて、漢方薬なども使われることがあります。

医師からのアドバイス

また症状が強いときは一人で抱え込まずに、ご家族やご友人とよく相談し、場合によっては病院を受診されると良いでしょう。

(監修:Doctors Me 医師)