写真はオフィシャルブログより

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 元モーニング娘。メンバーの加護亜依(27)と2011年に結婚した飲食店経営会社社長・A氏が、夫婦げんかの末に2歳の長女を負傷・流血させてしまい、警察まで介入する騒動を起こしていた。

 加護は未成年時の喫煙騒動から復帰を果たし、2014年2月にはガールズユニット・Girls Beat!!を結成。歌手活動でも本格復帰かのように思われた。ところが同年10月、夫であるA氏が出資法違反で逮捕され、加護が翌月に予定していたイベントも中止に。その後、加護は2015年4月3日のブログで「夫と別居し、離婚に向けて協議中である」と明かしていた。(現在は削除済み)

流血騒動で麻布署に通報

 ところが5月27日の『東スポWeb』では、加護とA氏が「復縁」している可能性を報じた。別居を解消し、家族3人で過ごす姿が目撃されているというのだ。こうした報道が出る一方で、5月28日発売の『週刊新潮』(新潮社)は、事態はジェットコースター並の速さで変化し続けていると報じている。

 週刊新潮によると5月12日、A氏が港区六本木の加護の自宅マンションから麻布警察署に通報。A氏によれば、娘の親権をめぐって口論となり、興奮した加護がA氏の側から奪おうとした娘が床に落下。顔を強打して大量の鼻血を出す娘に加護までパニックを起こし、手が付けられなくなったという。後に娘はA氏によって病院に運ばれ、幸いにも異常はなかったようだ。

 また同誌は、A氏と加護の離婚協議は当初、お互いの条件を受け入れていたと伝えている。しかし一度別居を解消したものの長くは続かず、3月半ばには加護が娘を連れて奈良県の実家に。ところが、A氏は加護の実家が、

「加護の実母が交際している妻子ある男性の家」

 だと主張しており、不倫相手の家で我が娘が養育されていることについては我慢がならなかったようだ。

「この歪んだ状態を見ると、加護が以前所属していた事務所を解雇された後、2008年に芸能界に復帰した際のドタバタを思い出します。当時加護はとあるプロダクションに所属したものの、前事務所に対する謝罪を完全にスルーしたことから、テレビを始めとしたメディアからほぼ無視され、実質干された状態に。また、その新プロダクションとも契約トラブルを起こし、一時期は裁判沙汰に発展しかけたことも。結局今回の一件も、トラブルの本質から逃れようとしたことから、結果的に最悪の事態へ陥ってしまったという訳です」(週刊誌記者)

 もはやスキャンダル報道でしか名前を見る機会もなくなっていた加護。だが、表舞台への復帰は最後の夢として、まずは我が子の将来を第一に見据えた生活を取り戻してほしいものだ。

(取材・文/一樹守)