「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である。有権者諸君、我が国は今、大きく舵を切るべき瞬間を迎えている。日本が取れる指針はもはや少なく、残された時間には猶予もない。」いきなり何だと思われたかもしれませんが、これは大日本サムライガールという小説のヒロイン、神楽日毬(かぐらひまり)ちゃんの決め台詞なのです。いや、決め台詞というのもふさわしくないか。街頭演説の時の前口上なのです。何ともすごい小説が出てきま