最初にぶっちゃけるとですね。ぼく「泣ける」とか「感動」とか最初に書いてある本や映画すんげえ苦手なんですよ。泣くのはこっちが選ぶから!最初に書かんでくれ!…くらいに。「泣かせるため」に作られる作品は、ノーセンキュー。ひねくれた大人ですね。高校生の頃からこんなですよ。この『クリオネの灯り』は、言うなれば外側を見れば、まさに「泣けます」みたいな本。テーマは「いじめ」。いつものぼくならまず手に取らない