生徒数の減少が目立つ群馬県嬬恋村の県立嬬恋高校が、来年度の入学からスキー・スケート選手に限定していた全国募集を一般生徒に拡大する。カリキュラムも改編し、地域と連携した教育や「探究」科目を充実させる。県内の公立高の約半数で今年度の入学者が定員を下回るなど各地で生徒数減少が課題となる中、改革が奏功するか注目されている。(桜木優樹)スケート名門同校で7月に開かれたオープンスクールで中学生25人と保護