大自然に囲まれ、娯楽も何もない“おしまいの地”に生まれ育ったこだまさん。そんな”おしまいの地”から不定期に届くこだまさんから読者のみなさんへのお便りを掲載します。今回は、亡くなったお父さんがもたらした、ちょっと厄介な出会いと「お母さん」という存在への複雑な思いについて。四歳の甥は家電に並々ならぬ熱量を注いでいる。特に掃除機。実家で会うなり、慣れた手つきでiPadを操作し「見て。一緒に見て。ちゃんと見