政府の調査によると、2024年1〜3月に自宅で亡くなったひとり暮らしの人は全国で2万1716人。しかも、そのうち65歳以上の高齢者が約1万7000人で8割近くを占めていました。40〜50代になると親の死を経験する人も多く、それによって自分の老いや死が身近になってくる世代になっています。今回は、相続などの際にどのような対策をとればいいのか、相続実務士の曽根恵子さんが監修によるムック『子のいない人の相続準備』より一部を抜粋