短距離路線で活躍する馬の層の厚さから、香港競馬はかねてより「スプリント王国」と呼ばれている。実際、香港国際競走のGI香港スプリント(シャティン・芝1200m)ではこれまでに何頭もの日本の名スプリンターが、その厚い壁に弾き返されてきた。その一方で、香港調教馬が日本で躍動。過去、短距離GIのスプリンターズS(中山・芝1200m)を2度(2005年サイレントウィットネス、2010年ウルトラファンタジー)、高松宮記念(