貴重な文化財を火災から守ろうと16日、徳島県阿南市の寺院で地域の人が参加した消防訓練が行われました。訓練は、阿南市下大野町の神應院で地元の消防団員ら合わせて80人が参加して行われました。大地震により周辺で火災が発生し、寺に延焼のおそれがあるとの想定で行われました。消火器を使って延焼を食い止めている間に、市の有形文化財に指定されている「薬師如来像」を毛布に包んで運び出す手順を複製品を使って確認しました。