朝鮮王朝時代の制度に「長利」というものがあった。生活に行き詰まった者にコメを貸し付けることを意味し、国が行っていた。当初は借りたものに2割を足して返せばよかったが、後には1割に下げられた。しかし、貪官汚吏(腐敗した役人)は様々な名目で利子を追加し、5割増で返すことを要求した。これが各地での民乱(一揆)へと繋がり、国が弱体化していった。21世紀の北朝鮮にも似たような制度が存在する。「利子米」と呼ばれ、ト