食品の産地を気にする理由として「放射性物質の含まれていない食品を買いたいから」と答えた人の割合が、9.3%とこれまでで最小に――。消費者庁が2024年3月7日に発表した、「風評に関する消費者意識の実態調査(第17回)」で、明らかになった。「福島産」ためらう割合も最も小さく2011年3月11日、東京電力福島第一原発が事故を起こし、大量の放射性物質が飛散した。消費者庁では、被災県の農林水産物等に対する消費者意識を調べる