2024年1月16日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで演説するウクライナのゼレンスキー大統領(写真・2024 Bloomberg Finance LP)ロシアによるウクライナへの一方的侵攻は2024年2月末、3年目に突入する。筆者は前回「2024年・ロシアのプーチン大統領はどこへ行く?」(2024年01月13日付)で、「擬制の復活版ソ連」の構築を進めるプーチン氏がソ連時代の「影響圏」復活を狙ってバルト3国などへ紛争を広げる恐れを指摘