『怪物』は第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞(写真:ABACA PRESS/時事通信フォト)観終わった瞬間、ヘトヘトになった。そう感じるほどヘヴィーな作品だった。そして、観てから数日経っても、子役2人の写真を見ると、胸が締め付けられるような気分になる。このような映画体験は初めてだ。話題の映画『怪物』。2018年、第71回カンヌ国際映画祭で『万引き家族』で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督