1950〜60年代に全国各地で誕生した国鉄の「民衆駅」は、現在の駅ビルのはしり。全国で当たり前になった駅前風景は、平成、令和と時を重ね、その数を減らしています。民衆駅は戦争の“落とし子”だった日本海側随一のターミナルJR新潟駅。2022年6月5日、16年にもわたる工事を経てホームの全線高架化が完了し、在来線側の万代口(ばんだいぐち)駅前広場の整備も現在進行中です。一連の再開発で万代口の旧駅舎は撤去され、その面影