「人にはそれぞれ生き方があるように、逝き方も違う」その人らしい“最期”を迎えてもらうため、患者や家族の話を傾聴し、生活ぶりからよりよい治療を模索する訪問医の仕事。研修医時代、「そこまでしなくていい」と周囲に呆れられるほど患者にのめり込んだ中村医師が見つけた理想の医療のカタチとは──。【写真】ひとり娘で両親から愛情を注がれて育った幼少期の中村明澄さん「じゃ、行ってきます!」明るくスタッフに声をかけ