AFX通信によると、欧州中央銀行(ECB)は4日開いた定例理事会でECBの政策金利を年2.5%に据え置く決定をしたが、理事会後の記者会見でトリシェ総裁は、ユーロ圏12カ国の景気回復が持続した場合、利上げが必要になろうとの考えを明らかにした。総裁は「(景気回復が続くとの)主要なシナリオが確認された場合、金融緩和政策をさらに後退させることが必要になる」とし、最近の経済指標は、ECBの描く緩やかな景気回復のシナリオを確