民放ラジオが初めて放送されてから来年で70年を迎える。この間、ラジオは「1対1の距離感」という特性を生かし、リスナーに寄り添う形で娯楽や災害時の情報源として大きな役割を担ってきた。その一方で、メディアとして主役がテレビに代わり、近年ではインターネットの普及に加え、リスナーの高齢化などラジオを取り巻く環境が大きく変化している。こうしたなか、新型コロナウイルスの影響で外出自粛やテレワークなど在宅時間が