平成が始まった頃、学生だった筆者はバイトで貯めたお金でオンボロの中古車を購入し、毎週金曜日に走りに行くのが習慣だった。当時は山に行けば峠族、首都高ならローリング族、港湾地区ならゼロヨン族と車を様々に乗り回す若い輩が大勢存在し、週末は車に乗って目的もなくどこともなく走り回るのが、ただただ楽しかった。■車とドライバーを取り巻く環境に大きな変化が訪れている高速道路に乗れば、多少の無茶をしたり、オービスや