ソフトウェア企業「サイボウズ」の社長、青野慶久氏ら4人が1月9日、日本人同士の結婚で、夫婦別姓を選択できないことは憲法違反だとして、国に1人あたり55万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。提訴後に行われた記者会見で、青野氏は2001年に結婚、妻の名字に変更して旧姓使用をしているが、会社経営者として不都合が多く、「経済合理性からみても、損失になる」と指摘した。夫婦の名字については、民法750条で夫婦の別姓を