かつて広島県の高校野球は広島商と広陵の対決構図が大きくクローズアップされ、その間隙を縫うかのように尾道商なども出場すれば上位に進出した。とはいえ、広島県の高校野球というと広島商と広陵だった。この両雄を語らずしてはいられない。戦前から継続されているライバル関係ともいえる存在である。広島商と広陵の2強時代有原 航平(広陵)広島商の象徴的な試合は1973(昭和48)年春、作新学院・江川 卓投手を足で攻略した