物価変動の影響を除いた実質賃金が前年同月比1.4%増となったことが、厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。3月の一人平均現金給与総額は前年同月比1.4%増の27万8501円で、2カ月続けて増加した。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.4%増の26万185円で、所定内給与は0.4%増の24万446円、所定外給与は0.2%減の1万9739円。特別に支払われた給与は、19.8%増の1万8316