BOOK STAND
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怠惰で、流されやすく、誘惑に弱い...... 現役脳神経外科医が「先延ばしグセ」を終わらせる方法を解説!
何か新しいことを始めようと思っても、なかなか最初の一歩を踏み出せなかったり、踏み出せてもすぐに飽きてしまったり、皆さんもこうした経験はあり…
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想像もしないことで死亡事故に...... 子どもを守るために知っておきたい「身近な危険」
外遊びが大好きで、公園を見つけるとすぐに走って行ってしまう子どもは多い。活発に遊ぶ内に、転んで膝を擦りむいて泣いてしまった......というのは…
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【今週はこれを読め! SF編】史実と伝奇とが、新しいSFとして豊かに交雑〜大恵和実編訳『日中競作唐代SFアンソロジー 長安ラッパー李白』
大恵和実編の中国SFアンソロジーは、『中国史SF短篇集 移動迷宮』『中国女性SF作家アンソロジー 走る赤』(後者は武甜静、橋本輝幸との共編)…
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【今週はこれを読め! エンタメ編】「当たり前」に疑問符がつきまくる〜朝井リョウ『生殖記』
朝井リョウ氏、すごいとこまで来たなあ。読み始めてすぐに、そう思ってしまったのである。鳴物入りで発売されたこの本に、もちろん大いに期待して…
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アメリカの手術室では助手が踊り出す!? シカゴ大学心臓外科医が語る医学のトリビア
私たちは普段から病院に行って医師の治療を受けたり、医療ドラマや小説を見て医師とその周囲の人々の様子を垣間見たりしている。しかし本物の医師が…
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【今週はこれを読め! コミック編】食がつないだ『縁』から始まる物語〜河尻みつる『ホストと社畜』
シフト制の接客業に就いた時、予想外だったことの一つに「ランチタイム」があった。考えてみれば当たり前のことだが、世の中の人が休んでいる時の方…
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Wikipedia三大文学で注目された「地方病」 100年以上にわたる闘いを記したノンフィクション
皆さんもよく利用しているであろう、フリーのオンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」。その中でも、非常に読み応えがある記事として「W…
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【今週はこれを読め! SF編】近未来のチェ・ゲバラ、あるいはポストヒューマンの胎動〜藤井太洋『マン・カインド』
藤井太洋の新作。〈SFマガジン〉に2017年から21年にかけて連載され、22年には星雲賞長編部門を受賞している。ちなみに単行本化をまたずに、同賞長…
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【今週はこれを読め! ミステリー編】始まりと終わりに向けて進む物語〜エヴァ・ドーラン『終着点』
ミステリーとしての正体が表れてからが本番である。イギリス作家エヴァ・ドーランが二〇一八年に発表した長篇『終着点』(玉木亨訳/創元推理文庫…
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明らかな精神障害から誰にでも起き得る症状まで、304に及ぶ心の問題を精神科医が簡潔に解説
昔に比べて精神的な病気に対する認識が広まってきたとはいえ、自分とは異なる人を正しく理解するのはなかなか難しいものです。たとえば電車の中で車…
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この映画ってこんなに面白いんだ......! 読むと奥深い映画の世界に引き込まれる一冊
「映画好きです」と言っても、その程度は実にさまざまです。話題の新作映画は劇場に足を運んで鑑賞したい人、古き良き名作映画が好きな人、製作者の…
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【今週はこれを読め! SF編】輻輳と脱線と饒舌の狂想曲〜ステファン・テメルソン『缶詰サーディンの謎』
たいへんな怪作。いくつかのエピソードが入り組みながらミステリ調で小説は進むが、結末で正真正銘のSFだとわかる。もしかすると、こんなものはS…
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【今週はこれを読め! エンタメ編】78歳から92歳の読書会に引き込まれる!〜朝倉かすみ『よむよむかたる』
舞台は小樽の古民家喫茶店だ。クセのある人々(全員高齢者)が、次々とテンポ良く店にやってくる。トンチンカンだけど妙にリズミカルな会話がツボに…
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人生を浪費しないためにはどうすればよい? 人気リサーチャーが教える「有意義な時間の使い方」
年を重ねるにつれ、時間の流れが加速しているように感じるのは私だけではないはず。なぜ一年はこうもあっという間に過ぎ去っていくのでしょう......…
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「もういらないでしょ」はNG? 実家の片づけがサクサク進む話し方をスペシャリストが紹介
年老いた親が住む実家に行くと、家の中は物だらけ。もし転んでケガをしてしまったら、はたまた片付かないまま介護や相続に突入してしまったら......…
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【今週はこれを読め! SF編】ロマンタジーという新ジャンルの勃興〜レベッカ・ヤロス『フォース・ウィング 第四騎竜団の戦姫』
アメリカで爆発的なヒットを記録した新作ファンタジー。竜と魔法が存在する世界における、死と隣りあわせの訓練と戦闘、仲間との出会い、それと裏腹…
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【今週はこれを読め! ミステリー編】先がまったく読めない犯罪小説〜ペトロニーユ・ロスタニャ『あんたを殺したかった』
何をされてもいいや、もう。ペトロニーユ・ロスタニャ『あんたを殺したかった』(池畑奈央子監訳・山本怜奈訳/ハーパーBOOKS)を読んでいるとき…
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【今週はこれを読め! エンタメ編】モヤモヤを容赦なく掬い取る短編集〜高瀬隼子『新しい恋愛』
タイトルには「恋愛」とあるが、ときめく部分は全く見つからない。五篇の短編には、日頃モヤモヤと思っているけれど説明がつかなかったり、人には理…
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「休み=寝る」の休日はもう卒業! 「攻めの休養」で疲れ知らずの体を手に入れよう
数年前、風邪薬のCMに「絶対に休めないあなたへ」というキャッチコピーがありました。現代の日本では、疲れていても休めない状態の人や疲れているこ…
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【今週はこれを読め! コミック編】老灯台守と不思議な子どもの出会い〜吾妻香夜『灯台守とかもめの子』
悪い夢にうなされる老灯台守・エヴァンは、彼の名を呼ぶ戸外の声に起こされた。引き潮の時のみ繋がる陸地から、食料を配達してくれる若者・シモンの…