自身の出来に不満な本田、4戦ぶり勝利は「最高」と語るも苛立ち隠せず

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 セリエA第28節が21日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでカリアリと対戦し、3−1で勝利した。試合後、2試合連続の先発出場を果たした本田が記者団の取材に応えている。

 ミランは3−1でカリアリに快勝し、4試合ぶりとなる白星を収めた。3トップの右で先発した本田は、ともに右サイドを担うDFイニャツィオ・アバーテとの連携で好機を演出する場面もあったが、要所でトラップミスが目立ち、シュートチャンスを逃していた。70分にイタリア代表MFアレッシオ・チェルチとの交代を告げられ、ベンチに戻る際にはファンからブーイングを浴びるシーンもあった。

 チームは勝利したものの、個人としては難しい試合だったのではないかと問われた本田は「いや、最高でした、今日は。ええ」と述べ、言葉とは裏腹に自身のプレーに納得していない様子。

 取材陣に対しても普段は丁寧に対応する本田だが、この日は「(もう行って)いいですか」と一言。そのまま足早に立ち去っていった。

 4月4日に行われる次節、ミランは敵地でパレルモと対戦する。