1万円以下のFire HD 6が発売!1人1台以上も当たり前にする超低価格時代タブレットの買い方、使い方

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アマゾンがタブレットの新モデル5機種を発表した。目玉となる6インチのFire HD 6はキャンペーン価格ながら1万円を下回る9,800円(通常価格 11,800円 税込み)という超低価格だ。いよいよタブレットでも低価格を超えて、超低価格時代に突入したようだ。

これまでも1万円台の低価格タブレットはなかったわけではない。しかし、最近の低価格タブレットは大手メーカー製だったり、ハードウェア性能が高かったりと、実用性も十分な製品が多いのが特徴だ。

1万円台前後という低価格は、数万円のタブレットに比べて、もし壊れても大きな痛手にならない。それ故に、乱暴な使い方や用途を限定した使い方など、ぜいたくに使えるといってもいい。

そこで今回は、超低価格時代に1万円台で手に入るタブレットと、その活用例を紹介していこう。
 
●低価格タブレット4強はこれだ
最安9,800円で提供されるFire HD 6だが、その他のメーカーからも近年1万円から2万円で購入できる低価格タブレットが販売されている。どのタブレットも日常利用では十分なスペックを持ったタブレットだ。その中でも注目される4機種を紹介しよう。


Amazon Fire HD 6

・Amazon Fire HD 6
8GBモデル 価格 11,800円(キャンペーン価格9,800円/税込み実勢価格)
16GBモデル 13,800円(税込み実勢価格)
ディスプレイサイズ 6インチ
解像度 1280x800
プロセッサー デュアルコア最大1.5GHz
バッテリー 8時間
カメラ フロントカメラ+2メガピクセルリアカメラ
ストレージ 8/16GB
サイズ 169x103x10.7mm
重量 290g


HP Slate7 16GBモデル

・HP Slate7 16GBモデル
13,860円(税込み実勢価格)
ディスプレイサイズ 7インチ
解像度 1024x600
プロセッサー クアッドコア最大1.6GHz
バッテリー 5時間
カメラ フロントカメラ+3メガピクセルリアカメラ
ストレージ 16GB
サイズ 197x10.7x116mm
重量 370g


ASUS MeMO Pad 7 ME170C

・ASUS MeMO Pad 7 ME170C
13,750円(税込み実勢価格)
ディスプレイサイズ 7インチ
解像度 1024x600
プロセッサー クアッドコア最大1.2GHz
バッテリー 10時間
カメラ フロントカメラ+2メガピクセルリアカメラ
ストレージ 16GB
サイズ 110x10.7x192mm
重量 285g


Lenovo YOGA TABLET 8

・Lenovo YOGA TABLET 8
19,800円(税込み実勢価格)
ディスプレイサイズ 8インチ
解像度 1280x800
プロセッサー クアッドコア最大1.2GHz
バッテリー 16時間
カメラ フロントカメラ+5メガピクセルリアカメラ
ストレージ 16GB
サイズ 213x7.3x144mm
重量 401g

●新時代低価格タブレットは、こう使える
とにかく価格が安い超低価格タブレット。ここまで安ければ日常での活用法も、これまでの特別なモノでなく、消耗品のように手軽な使い方に変えることができる。

・1部屋に1台配備することもできる
超低価格なタブレットなら、こんなぜいたくで便利な使い方もできる。
居間、寝室、キッチン、さらにはトイレなど、各部屋に低価格タブレットを置いておき、家の中でも持ち歩かない使い方も可能だ。メッセンジャーや無料通話アプリなどを利用して内線代わりに使ったり、家庭内でオンラインゲーム対戦したりすることもできる。

・マップ(音声)機能でカーナビ代わりにしてみる
カーナビとしてスマートフォンを利用している人もいるだろう。だが、常用しているスマートフォンでは、カーナビ利用中にほかのことができない。そこで超低価格タブレットを車載専用として利用してみてはいかがだろうか。タブレットの通信は、スマートフォンのテザリングやモバイルルーターなどを利用できる。こうすれば、スマートフォンは普段通りに利用することができる。

・壊されてもOK?子供専用タブレットにしてみる
子供にスマートフォンを持たせるのは連絡がとれて便利な反面、通信費の面や本体の破損の心配がある。
子どもはモノを壊す天才なので、子どもが使っている間は、心配で目を離せない。特に親スマートフォンやタブレットを使わせるときは、ストレスも上昇しそうだ。

そんなケースでも、これが低価格タブレットであれば、子ども専用として使わせられるので、自分のスマートフォンが故障したり、調子が悪くなったりすることも防げる。
また、超低価格タブレットは、Wi-Fi通信が基本なので、通信料金がかかる心配もなく、一石二鳥だ。


低価格タブレットは、大事に使うモノから、道具として無造作に使えるモノになりつつあると言えるだろう。
「1家に1台」はもう遠い昔、今や、「1人1台」「1部屋に1台」の時代。
使い方も、当然変わり、新しい生活スタイルになるだろう。


甲斐寿憲