日本女子大、『女子大生集団昏倒騒動』で学生参加認める発表

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 新宿歌舞伎町で20日に起こった『女子大生集団昏倒騒動』において、学生らが所属する明治大学及び、日本女子大学がそれぞれ騒動を謝罪する文書を発表した。

 これは両大学のインカレサークルの部員のうち、女子学生ばかり約10人が集団で昏倒して、警察や救急車も駆けつけた騒動。当時、この様子は通りがかった人らにより撮影、ネット上に投稿され大騒ぎになっていた。

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 明治大学の24日発表によると、今回の件は過度の飲酒から起きた出来事であり、倒れていた中には未成年の学生も含まれるとし、騒動を謝罪。学生らが所属するインカレサークルについては今後、厳正に対処していくという。

 日本女子大学は23日と25日の2回に分け発表。
1回目は騒動を謝罪しつつも「現時点までの確認では、この会への本学学生の参加は確認されていません。」としていたが、2回目の発表では「本学学生がこの会合に参加していたことが判明しました。」と参加者がいたことを認めている。

■これで幕引き?

 両大学が謝罪、学生の参加を認めたことにより一気に騒動は幕引きとなるかに見えたが、ネット民により次々とサークル関係者のものと思われるブログやTwitterが発見され幕引きどころか、長引きそうな気配を見せている。

 さらに、サークルメンバーの男性と思われる人物のTwitterから、今年3月の投稿で「スピリタスカプセル」と呼ばれる、約95度のウォッカを入れたカプセルを作る様子を写した写真が発見され、「今回の騒動で使われた?」という疑惑が広がっている。

 この人物のTwitterアカウントは25日まで鍵付きで見えていたが、26日確認したところ既に削除されていた。しかし、外部サービスを利用した際の過去ログは残っており、問題となっているサークル名と同じ名称や、普段の飲み会でも過剰な飲み方をしているようなやりとりが書き込まれていた。もしかすると、今回の騒動に関係のない人物かもしれないが、サークル自体には何らかの関係があることは間違いなさそうである。

■警察は事件性無し

 報道によると、警察はこの件について学生らの体から「薬物反応は出ていない」とし、「事件性もない」と判断していると伝えられている。
しかし、上記のような疑惑、ネット上に残る記録が続々出てきている状態では、女子大生らがどのような経緯で「過度な飲酒」をするに至ったかが判明するまで、この話題世間から当分強い関心を集めたままになりそうだ。

※画像は動画のスクリーンショット。