ソフォス株式会社は、企業のクライアントPC向けデータ/HDD暗号化ソフト「SafeGuard Enterprise 6.1」を発売した。

同ソフトは、PCのHDDやリムーバブルディスク、共有ファイル、クラウドストレージ上のファイルのデータなどを暗号化するソフトで、Windows版では以前からこれらすべての環境での暗号化機能を備えていた。本バージョンでは、従来はHDDの暗号化のみの対応だったMac版においても、リムーバブルディスクや共有ファイル、クラウドストレージ上のファイルまで暗号化対象を拡張した。また、WindowsのBitLockerおよびMacのFileVault2で暗号化されたクライアントPCも一元管理できる機能を追加した。

また、同社はモバイルデバイス管理(MDM)ソフト「Sophos Mobile Control 4.0」も発売した。同ソフトは会社配布や私物利用のモバイルデバイスを登録して、Microsoft Exchangeサーバーへのアクセス管理、盗難・紛失デバイスの管理、アプリケーションの管理、デバイスの棚卸機能などが行える。本バージョンでは、同社のUTM(統合脅威管理)アプライアンスとの連携機能を強化した。また、Android端末向けにWebフィルタリング機能を、iOS向けにモバイルコンテンツ管理(MCM)機能をそれぞれ追加した。


SafeGuard Enterprise 6.1の管理画面

SafeGuard Enterprise
URL:http://www.sophos.com/ja-jp/products/safeguard-encryption.aspx
Sophos Mobile Control
URL:http://www.sophos.com/ja-jp/products/mobile-control.aspx
2014/06/10