パナソニック、4K/24pアップコンバートに対応した3チューナーBDレコーダー

2014年6月4日 16時5分

パナソニックは6月4日、HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスク(BD)レコーダー「DIGA(ディーガ)」の新モデル「DMR-BZT665」を発表した。発売は6月20日。価格はオープンで、推定市場価格は73,000円前後(税別)。

DMR-BZT665は、4K/24pアップコンバートに対応した3チューナーのBDレコーダー。4K/24pへのアップコンバートには、「4Kダイレクトクロマアップコンバート方式」を採用。ハイビジョン映像での色信号補間処理を行わずにダイレクトに4K映像にアップコンバートする方式で、自然な質感と立体感を実現している。

ブルーレイディスク規格の映像の24bit階調を32bitに拡張する「マスターグレードビデオコーディング」機能も採用。スタジオマスターと同等の高画質を楽しむことができる。

DTCP+のリモートアクセス規格に対応した「外からどこでもスマホで視聴」機能を搭載。DMR-BZT665に録画した番組やリアルタイムの放送を、外出先からスマートフォンでストリーミング再生することが可能だ。なお、iOS用の視聴アプリは6月、Android OS用の視聴アプリは2014年秋ごろに公開予定。また、家庭内では、DLNAを使用した「お部屋ジャンプリンク」も使用できる。

HDDの容量は1TB。USB HDDにも対応している。USB HDDでも15倍までの長時間録画モードを使用可能だ。デジタルチューナーは3基内蔵。スカパープレミアムサービスLink(録画)に対応したチューナーを接続した場合、4番組の同時録画も行える。

本体サイズはW430×D189×H41.5mmで、質量は約2.1kg。消費電力は約23Wとなっている。

(村田修)