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ローソンは10日、2014年4月度から労働組合員の基本給にあたる役割給を平均額3,000円引き上げるベースアップを実施し、月例賃金を1%アップすると発表した。

組合からの要求に対する満額回答となる。ベースアップ実施は2002年以来、12年ぶり。対象は同社労働組合員約2,500人。また、2013年度から実施している20代後半から40代社員への特別手当の支給も継続する。

同社は、2013年度に20代後半から40代の若い世代の年収を、年に2回の特別手当でアップさせた。2014年度はこれに加え、月例賃金を引き上げることで消費の活性化を喚起する。年収を継続的にアップさせることで、社員の仕事へのモチベーションを高め、同社自体の収益向上につなげていくとしている。

(御木本千春)