今年は初日7位タイと好位置の上田桃子!開幕Vを狙う!(撮影:岩本芳弘)

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<ダイキンオーキッドレディス 初日◇7日◇琉球ゴルフ倶楽部(6,473ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」が沖縄県にある琉球ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。国内ツアー復帰戦となった上田桃子は4バーディ・3ボギーの“71”で1アンダー7位タイと上々の立ち上がりとなった。

 今季から主戦場を2007年以来となる国内ツアーに移した上田。その開幕戦の1番でいきなりボギーを叩いたが「動揺もせず、冷静にスタートできた」。この日は風速10メートルの風が吹いていたが「風の中でもいいマネジメントができた」とそこから3つのバーディを奪った。アプローチも冴え「絶好調でなくてもスコアは作れた」とアンダーパーでの復帰戦初日となった。
 昨年まで戦っていた海外ツアーとの違いについては、「ギャラリーの数が多い。また海外は選手よりもいいプレーに対する声援が多いが、日本のギャラリーは地元の選手への応援が多く感じる。今日も前の組(上原彩子)、自分の組(新垣比菜さん)の選手への声援がすごかった」と日本ツアーらしさを感じたようだ。
 ただ6年前との比較となると少し変わったようで、「日本のギャラリーも少しずつ海外のギャラリーに似てきた。ゴルフを良く知っている人が増えたのだと思う。少し辛口になったかな」とはにかんだ。
 今年は『全米女子オープン』の予選会にも出場せず、100%国内ツアーだけという覚悟を見せる上田。それは、日本で最後まで戦えるようなゴルフができないと海外で通用しないと考えたからだと言う。本当に海外ツアーで戦っていけると思うまでは、国内ツアーに専念するつもりだ。
 だが最終目標を変えるつもりはない。夢は18番の池に優勝者がダイブするのが恒例となっている『クラフト・ナビスコ選手権』の優勝。それ叶えるために「(出場資格となる)国内女子ツアー賞金ランク2位以内」を今年の目標に定めた。「後半戦を楽しめる位置にいたい」。開幕戦優勝なら最高だ。
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