国連総会が発表した第2回「世界幸福度レポート」によれば、国民の幸福度が高い国はデンマークがトップとなり、ノルウェーとスイスが続いた。中国国際放送局が報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 国連総会が発表した第2回「世界幸福度レポート」によれば、国民の幸福度が高い国はデンマークがトップとなり、ノルウェースイスが続いた。中国国際放送局が報じた。

 また、米国は17位、日本は43位、中国は93位となった。中国の得点は4.978で、世界平均の5.1を下回った。

 同レポートによれば、幸福度の評価基準として、裕福度、健康度、人生の選択における自由度、困ったときに頼れる人の有無、汚職に関するクリーン度や同じ国に住む人びとの寛大さなどの要素が考慮された。

 華南師範大学心理学科の遅毓凱副教授は「中国人の幸福度が低い原因は中国が社会の転換期にあることが原因だ。さまざまな社会的な矛盾がより深刻化し、貧富の差が大きくなり、腐敗問題が不安定要素となっている」と分析した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)