エレン達の街にかつて進行してきた超大型巨人と鎧の巨人の正体が判明し、とんでもない展開をむかえる『進撃の巨人』11巻が発売。その他、ハトと恋愛する『はーとふる彼氏』、アニメでも話題の『惡の華』、アニメ化も決まった『弱虫ペダル』など、新刊続々登場!

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今週発売のコミックスを紹介!

まずは『はーとふる彼氏』。
何が何だかさっぱりわからない本に見えますが、これ元々は「乙女ゲーム」です。
ただし攻略対象がハトなだけです。こちらからフリー版がダウンロード可能です。
意外なことにこのゲーム出来がよく大人気。その後公式ファンブックやドラマCDまで発売されています。ハトなのにドラマCD?
そのコミック版なので、当然出てくるのはハトです。イメージ的に擬人化版などもでてきますが、9割ハトです。
乙女ゲーなのでヒロインの十坂ひよこという女の子(人間)もいるんですが、出て来ません。出てくるのは華原涼太とかいう名前の、カワラバトとかです。
オススメかといわれると悩むのですが、コミック版も面白いです。

アニメも快進撃中。『進撃の巨人』11巻も発売。こちらはKindle版も同時です。
こちらは3Dポストカードなどがついた特装版も同時発売。
しれっとエレンの街に進撃してきた超大型巨人と鎧の巨人の正体が判明した10巻、そこから立て続けに驚きの事実どころじゃない展開が続いていますがほんとどうなるのか。
連載中の内容では恋愛事情の話まで出てきて、目が離せないというか、どうすんの!?という状態で気になって仕方ない続刊です。
よーく見ると、少しずつ新事実が発覚して収束されているようにも見えますが……。

『惡の華』9巻も発売。別マガ組は濃いですね。
高校生になって空虚な生活を送っていた春日が出会った、少女常磐。佐伯には「仲村の代わりにしている」と痛烈に指摘され、こじれていく彼の悩み。
果たして彼は自分自身で扉を開けることができるのか、それとも仲村と中学時代育んだ惡の華に飲み込まれるのか。
作者押見修造による『ぼくは麻里のなか』2巻も発売。こちらは、勝手にストーキングして好きになった女の子の中に入ってしまう話。果たして、入ってしまった元の少女の人格は、一体どこに?

押切蓮介『ツバキ』3巻は、マタギの少女椿鬼が自然と、人間の心の闇と、向き合うシリアスオムニバスストーリー。
津山三十人殺しなど、かつての日本の村社会の習慣、風習、妖怪と、日本の大自然の様子を描く、山に生きる人間達の物語。
『ハイスコアガール』が好きな人に見てもらいたい、もう一つの押切蓮介の物語です。先日発売されたホラーコミック『サユリ』のまとめ版もオススメ。

『みつどもえ』13巻も発売。おなじみ三つ子の巻き起こすドタバタコメディの決定版です。
このシリーズ最大の特徴は、基本めちゃくちゃなコメディであるにもかかわらず、物語が並行して同時進行する群像劇的な構造なこと。
さて、三つ子をはじめ、クラスの仲間、家族、それぞれどんな日々を送るのか。いつもどおりに楽しめます。

その他の今週発売のコミックス。
『学園ベビーシッターズ』8巻、『会長はメイド様!』17巻、『ケッチン』15巻、『そんな未来はウソである』3巻、『みなみけ』11巻、『センセイあのね?』2巻、『恋愛ラボ』8.5(ファンブック)、『真・餓狼伝』2巻、『弱虫ペダル』29巻、『チロリン堂の夏休み』3巻、『ゆるゆる』3巻、『mon・mon』、『カラスヤサトシの初体験』、『カラスヤサトシのびっくりカレー おかわりっ!!』など。
カラスヤサトシ、ほんとなんでも描きますね。

(たまごまご)