愛犬が他人の犬を死に至らしめたとして多額の示談金を支払うはめになったサマンサ・ロンソン。

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女優リンジー・ローハン(26)のレズビアンの恋人として話題になった、英国人DJサマンサ・ロンソン(35)。そんな彼女が大変可愛がっていた愛犬のブルドッグが、近所のマルチーズ犬に襲い掛かり死なせてしまうという事件が2010年に発生。その後訴訟問題に発展していたが、このたびようやく示談という形で決着がついたようだ。

かつて女優リンジー・ローハンと交際し、日本でも意外なほど女子の人気を集めたレズビアンDJ、サマンサ・ロンソン。そんな彼女の愛犬キャデラックが、2010年に近所の犬を死なせるという悲しい事件が起こった。

事件発生時サムは自宅で眠っていたが、友人がキャデラックをマンションの廊下に出してしまった。このときたまたま綱をつけない状態で廊下にいたマルチーズと鉢合わせたキャデラックは、襲った挙句に死なせてしまったのだという。

その後、マルチーズの飼い主カムラン(Farnouche Kamran)さんは訴訟を起こすことを決意。サムに総額75万ドル、日本円にして7000万円以上もの支払いを求めたというが、サムとは法廷外で話を進めていたとのことだ。実際にサムがいくらを支払ったかは明かされていないが、カムランさんはかなりの金額を受け取りようやく納得したと報じられている。

キャデラックをとても可愛がっていたサムは事件に大きなショックを受け、「どんなに申し訳ないと思っているか表現すらできない」とツイートしていた。ようやく本件は解決に至ったものの、サムの、そしてカムランさんの心の傷は依然として大きい。「アタシが人生で最も愛情を注いでいるのはキャデラック」とも公言しているサムは、「この子はアタシを拒絶したりしない。絶対にアタシを傷つけないんだ」とも語っているが、サムから大金を受けとり事件の幕引きに応じたカムランさんも、自身の愛犬を心から愛しその冥福を祈っているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)