2014年卒業予定の就活生に調査! 海外勤務希望が4割、育休も視野に

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マイナビは1月29日、2014年卒業予定のマイナビ全会員を対象とした「2014年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」の結果を発表した。

同調査は、2009年卒、2012年卒、2013年卒の学生を対象にアンケートを実施しており、今回で4回目。

2012年12月27日〜2013年1月17日にかけて調査を行った。

回答数は5,700名。

まず、保有している携帯電話の種別について尋ねたところ、「スマートフォン」が83.9%で圧倒的1位。

前年比24.6pt増で、大半の学生が保有していることが分かった。

一方、スマートフォン以外の携帯電話は15.9%にとどまった。

スマートフォンは就職活動の中でどのように役立つか聞くと、「企業セミナーの予約、確認」(78.8%)、「地図の閲覧」(76.0%)、「企業からのメッセージ確認」(71.0%)で役立つとする回答が多かった。

女子学生を中心に、「SNSで学生同士の情報共有」(文系女性45.8%、理系女子39.9%)も増加している。

よく利用するソーシャルメディア・SNSについての設問では、「Facebook」が前年比25.4pt増の61.7%で1位。

2位は今回選択肢に追加した「LINE」で59.6%、「Twitter」は前年比11.8pt増の58.4%だった。

就職活動における実名を伴ったソーシャルメディア・SNSの活用状況については、「利用する予定はない」が前年比15.5pt減の31.1%。

「(積極的にあるいは一定の範囲で)活用している(したい)」は前年比7.0pt増の36.5%で、「あまり活用していない(したくない)」は前年比8.5pt増の32.4%と意見が分かれた。

将来のライフスタイルについて尋ねたところ、「(すぐに、すぐにではないが将来は)海外で働いてみたい」学生は39.7%。

日本以外で働くとしたらどの地域が良いかの回答では、「北米(アメリカ・カナダ)」が59.9%、「欧州諸国」が58.8%となり、北米や欧州に比べ、成長の見込まれるアジア圏を志望する割合は低かった。

結婚後の仕事に対する考え方では、「夫婦共働きが望ましい」との回答が68.3%。

男子学生も約6割が共働きを望んでいる。

子育てについての質問では、「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」が、女子学生では7割以上が回答。

男子学生でも約3〜4割(文系男子39.1%、理系男子33.2%)が、「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」と回答している。