今年の5月にはPPVラインナップ全てがヘビー級となったが、果たして残りのカード発表が気になるUFC158 だ (C) GONGKAKUTOGI

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17日(月・現地時間)、UFCより15日(土・同)に正式発表となった、3月16日カナダ・モントリオールのベルセンター大会=UFC158「St-Pierre vs Diaz」の他の対戦カードがアナウンスされた。ウェルター級の頂点を争うイベントは、黄金のウェルター級フェスティバルとなる模様だ。

UFC世界ウェルター級選手権試合GSP×ニック・ディアズ戦と同時に組まれ、今回オフィシャルとして発表されたのはローリー・マクドナルド×カーロス・コンディット、ジョニー・ヘンドリッグス×ジェイク・エレンバーガーの2試合。マクドナルドは、キャリア唯一の敗北を2010年6月にコンディットに喫しており、先のFOX06でBJ・ペン越えを果たした直後に再戦をアピールしていた。

同様にGSPへの挑戦を猛アピールしていたヘンドリッグスは、エレンバーガーとの対戦に落ち着いた。6月にエレンバーガーを倒したマーティン・カンプマンを46秒で下しているだけに気の毒なマッチメイクといえなくもないが、ビッグファイトでも選手の欠場が多くなっている昨今、メインに何か起これば、彼が代役に登用されることはまず間違いないだろう。

また、今回のUFC148に関する発表のなかで、GSPはニック・ディアズ戦に関し、「僕の次の試合に関して、本当に色んな意見が飛び交っているけど、この試合だけが唯一、僕が選択できるモノだ。個人的なことでもあるし、だからこそこれ以上は待てない」と話している。対するディアスは「この試合こそが俺が望んだファイト。モントリオールに乗りこんで、俺がウェルター級世界最強だと証明する」というコメントを残している。