高田里穂と仮面ライダーオーズ(撮影:野原誠治)
 8月28日にTVシリーズの放送が終了した仮面ライダーオーズが、映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』で帰ってくる。欲望から生まれた怪人・グリードとの戦いが終了し、火野映司(仮面ライダーオーズ)と共闘していたアンクが消えた後の世界が描かれる本作。オーズファンならば必見である。オーズのヒロイン泉比奈役を演じた高田里穂は、久しぶりの登場となるこの映画に、どの様に向き合ったのだろうか(取材写真一覧)。

――今回の劇場版ですが、どのくらい振りに他のキャストのみなさんとお会いしたのですか?

高田里穂(以降、高田):7月29日にクランクアップで、その後にもイベントをやっていたので毎週会っていたんですよ。撮影が始まったのが8月だったので、久しぶりという感じではなくて、そのままドラマから入った感じです。

――テレビシリーズから劇場版になって心境の変化はありましたか?

高田:心境はだいぶ違いますね。オーズが終わっちゃって結構寂しかったのですが、現場に行ったら変わらないスタッフさんたちがいてくださって安心できました。私は、任せるつもりで、考えてきたお芝居をやることができました。

――本作で再び泉比奈を演じてみていかがでしたか?

高田:今まで積み重ねてきたものを出すことは勿論、映画なので、さらにテンション上げていきました。多少は砕けても良いのかなと思ったので、ヤミーから逃げるようなシーンは、完全に暴れちゃっています(笑)。パワー炸裂って感じですね。

――比奈ちゃんは、かわいらしい容姿に似合わず、260キログラムのライドベンダーをも持ちあげるパワーキャラなんですよね(笑)その怪力についてどう思いますか?

高田:あれがあったからこそ比奈は、皆さんに愛してもらえたのかなと思います(笑)