今週末はラリーフィンランド。WRCの中でも1,2を争う人気のイベントです。
WRCシリーズ最高の超高速グラベル(未舗装路)は50m近い大ジャンプでマシンを空中に投げ出し、一瞬の油断は即命取り。今回も早速SS2でMINIのランタネンがやっちまいましたそんなグラベルを舞台に、昨年まで強さを発揮していたのがフォード・フォーカスWRC。


 


昨年のラリージャパンでのフォーカスWRC 文句無しに格好イイ。日本のハッチバックに欠けてる“何か”が有りますねぇ。(photoby 呼鈴)


国内では一部メーカーからラジコンやミニカーは出ていましたが、今回プラモデルが出ました。製造はシミラーと云うフランスのメーカー。日本では(有)ジルさんが輸入・販売しています。


 


FOCUS の外箱。ナカナカ渋めです。


で、キット内容はこちら。2010ブルガリア仕様(すんません、ターマックでした)です。ロールケージ関連のパーツの造形が目を惹きます。結構鋭利なモールド、細かいです。


 


プラスチックのパーツはこんな感じです。パーツと取説。説明は英語と仏語です。中央下の金属は付属のディティールアップパーツ。デカールはカルトグラフ製。右のデカールっぽいのは窓のマスキングシールです。


タミヤさんやバンダイさんの様にバリ一切なしっ!…って訳にはいきません(ココだけの話、「ココに2.5mmの穴開けて」って注意書きが入ってました。) 見た感じ、多少のヤスリ掛け等は必要ですが、特別高度なスキルは必要無い様です。但し、塗装は必須ですね。


 


 


バリが有ります。が、丁寧に削れば、それだけキットに対する愛着が増えますね。


また、ディティールアップパーツも用意されており、使用するとかなり精悍なフィニッシュが期待出来そうです。


 


別売りディティールアップパーツ。ブレーキ・シートベルト・コクピット回りが特に充実してます!


出来上がりは相当先になりそうなので、ホビーショー時の画像で。


 


えぇ、ターマック仕様ですとも。でも、デカいホイールが格好イイです。


ジルさんによると今回入荷分ははほぼ完売らしく、ホビーショップにお問い合わせ下さいとの事。次回はプジョー207をリリースの予定だそうです。


今年もややシトロエン&「せばすちゃんズ」優勢でシーズンが進むWRCですが、フォード勢の奮起に期待したい所です。模型片手に、WRCはCS放送とWebに噛り付きましょう。


(有)ジル/STUDIO27 http://www.studio27.co.jp/


WRC公式サイト http://www.wrc.com/


PALLYPLUS.net(WRC日本語情報サイト) http://as-web.jp/rallyplus/


(川崎BASE)




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