――本作の舞台はバンコクですが、バンコクで“試合”をやるとしたらどの様にしますか?

あやまん:まずは世界をまわっている海外組をバンコクに召集します。あやまんJAPANって今はこうして3人いるんですけど、メンバーは全部で100人いるんですよ。100人が、私たちみたいにネタ班と、いるだけで華になるビジュアル班、若くて知性がある女子大生班、新人で育成期間中のユース、海外に渡って海外選手を相手に戦っている海外組の5班に分かれています。バンコクで試合をするとしたら海外組を厚めに集めて試合をしますね。

――メンバーをバンコクでスカウトするのも良いのでは?

あやまん:あやまんJAPANに入るには条件があって、まずかわいくて、ヤリマンなんですよ。バンコクは、ちゃんと確かめないとですね。もしかしたらキャンタマちゃんがある人がいるかもしれないから(笑)綺麗な人はいっぱいいるけど。

――映画の中でも“キレイな男性”が出てきますが、見た目では、全く性別が分からないですよね。ところで、本作では目覚めた時に、花ヨメの弟の代わりにベストを着たサルがいたという事態になっていましたが、あやまんJAPANさんは、起きたら部屋に動物がいたという経験はありますか?

ルー:部屋に動物がいたことはないですけど、自分たちが牧場にいた時はあります(笑)。目覚めたら、モソモソと音が聞こえて「何かな?」と思ったら、羊が耳元で草を食べていました(笑)。
さくらだ:伊香保のグリーン牧場ね。

――その時はどういう気持ちになりましたか?

ルー:今日は牧場だよ!みたいな。
さくらだ:かわいいな、と思って。

――別にどこにいても動じないんですね?

さくらだ:映画の中で3人は結構テンパるじゃないですか?うちらは受け入れちゃうかも知れないですね。

――作品では、刺青が入っていたり、坊主になっていたりと大変な状態になっていましたが、さすがに自分たちが二日酔いになってもここまでにはなっていないだろう、ということはありますか?

あやまん:映画の中では、指が切れていましたが、さすがにそこまではないですね。でも体中がアザだらけっていうことは毎晩ですけどね。やっぱり試合って削られるじゃないですか。ぶつかり合いとかで。
ルー:また新しいあざができたって…。
あやまん:これが昨日出来た戦いの跡ですね。
(あやまんに膝を見せてもらうと、本当に青アザができている)
ルー:昨日、あやまんすごかったもんね。
あやまん:大概、アザが出来た経緯とかも全く覚えていない。朝目覚めるとアザだらけで、昨日の試合が激しかったんだな、と思い返します。体を張ってやっているんですよ。

――指を落としかねないので気をつけてくださいね。さて、そろそろガソリン(お酒)が切れてくる頃だと思いますので、まとめに入りますね。本作の見所を教えて下さい。

あやまん:あやまんJAPANのCDは、15秒に1回下ネタが入っていることで有名なんですけど、ハングオーバーは15秒に1回笑いが出るくらい楽しい映画なので、みんな笑って。笑うとね、元気になるらしいよ。だから笑っていろいろな所が…
3人:元気になるー!

――では、最後に『ハングオーバー』にちなんだ掛け声をお願いします。

3人:ハングオーバー?
   二日酔いとか…
   関係ないから、関係ないから、からのぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー。

 下ネタ連発のすさまじい勢いでインタビューにこたえてくれたあやまんJAPAN。『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』も負けない程の全力の笑いがある映画である。現在、絶賛上映中。TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、R-18の無修正バージョンも公開中。さらに強烈な刺激を求めたい人にはこちらをおすすめする。

ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』〜ストーリー
友人ステュの結婚式に出席するためにはるばるタイにやって来たフィル、ダグ、アラン。美しい海辺で焚き火を囲み、男たちだけで飲み明かした翌日、部屋は悲惨な状態でアランはなぜか丸坊主、ステュの顔にはマイク・タイソンのような本物のタトゥーが――!

■映画『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』
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MOVIE ENTER × 『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』特集