主人公・新城光男を演じる姜 暢雄

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沖縄を舞台にした「沖縄ドライバーズノート」のロケが12月7日、沖縄県読谷村にある渡具知(とぐち)ビーチで行われ、主人公・新城光男役の姜 暢雄を含めた出演者が撮影に臨んだ。同作は、故郷の沖縄を飛び出し、東京でホストとして働いていた新城光男(姜 暢雄)が、ガンで急逝した父親から1台の観光タクシーと顧客ノートを受け継いだことから広がる人間模様を描いた物語。そこで、同作がドラマ初主演となる姜 暢雄に役柄や見どころについて聞いた。

【画像】上間美緒などドラマで使用されるタクシーの前で写真撮影に応じる出演者たち

--“ドラマ初主演”ということですが、撮影にはどんな気持ちで臨まれたのでしょうか?

「まだ、『僕みたいなヤツが主演やっていいのかな…』というのが率直な気持ちなんですけど(笑)。初めての主演ということで、みんなに迷惑をかけないようにといつも心がけながら、大胆にいろいろ挑戦してみようという気持ちでやらせていただきました。この前、公設市場でのロケの後に沖縄で有名な手相占いに行ったんですが、この仕事を続けていけるかどうかというような話をしたら『全然大丈夫!』と言われたので、次の日の撮影は自信を持って臨めましたね。いつもより(笑)」

--“元ホスト”という設定ですが、それについてはどう思いましたか?

「髪型もなんか…(ホストみたい)ですよね(笑)。これまでも何度か沖縄の人の役をやらせていただいたんですけど、なぜか結構、今の言葉でいうと“チャラい”みたいな役が多くて、今回もまた“ホスト”ということでして(笑)。まぁ、(沖縄には)楽しい人たちがいっぱいいるんだろうなぁという感じで、毎回、沖縄の方の役のときは演じさせてもらっています」

--今回演じている“新城光男”という役柄については?

「父親のタクシーを受け継いでいるという“想い”であったり、光男自身の素直な気持ちであったり、そういうところを深く演じることができればと。『外見はちょっとチャラい感じでも、ちゃんと中身では意外と考えているんだよ』っていうことが観ている人にも伝わるとうれしいですね」

--観光タクシーを中心にドラマが展開されるということで、いろいろな場所で撮影されたと思いますが、印象に残った場所やシーンはありましたか?

「1番最初に那覇空港で撮影したんですけど、思ったよりヘリコプターとか戦闘機とか頻繁に飛んでるんだなぁっていうのを実感しましたね。それ以上にロケーションが最高で、本当に“撮影で来てる”という感じがふとしないときがあって。そういうのがなんか、ほっこりするというか。また、沖縄の人ものんびりされているじゃないですか。“うちなータイム”っていうんですかね(笑)。そういうのってなかなか東京では味わえないので、ずっといたいなぁって思っちゃいましたね」

--最後に、見どころを教えてください。

「(撮影では)沖縄の方でも知らない場所にも行ってると思うんですよね。ガイドブックに載っていなそうなディープなところでも撮影しているので、これから沖縄に来よう、行ってみたいな!と思う人でも楽しめるんじゃないかと思います。また、そういうロケーションも含めて、ドラマの随所に現れる沖縄の方ののんびりしたところであったり、楽しさ、懐の深さなんかを感じながら、このドラマを観ていただきたいなと思います」

実在するタクシードライバーが書き溜めたノートを元に制作された「沖縄ドライバーズノート」は、2011年1月14日(金)午後9時30分からの放送。観光タクシーを通して見る沖縄の美しい風景と、姜 暢雄の気持ちのこもった演技に注目だ。【東京ウォーカー】

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