■出演者のマギー・Qさんのパフォーマンスに魅了されたとうかがいましたが、役者、女優としての活動は、将来的に考えていますか?

「そういうのって、女優になるんですかね…。でも、その世界に興味がないわけではないですよ。また、卓球を題材にした映画が作られて、それに出してもらえたらうれしいなとは思います。『燃えよ!ピンポン』でも、役者さんに実技指導があったようですが、私なら、その必要はないですから」

■四元選手といえば、可愛らしいコスチュームでも話題です。映画の応援団長の就任発表でもチャイナドレス風の衣装を着ていましたが、コスチュームに対するこだわりの原点はどこにあるのですか?

「中学のときに、部内でかわいいユニホームを揃えようという話になって、それ以来意識するようになりました。卓球のユニホームというと、ご存知のようにポロシャツに短パンというのがオーソドックスで大多数なのですが、子供たちが卓球をはじめるキッカケになると思うんですよね、かわいいとか、かっこいいユニホームって。競技のイメージを明るくしたいという気持ちでやってます。じっさい、そういう私を応援してくれるファンの方も増えましたし、日本の卓球界にとって良いことだと思ってるんです」

■競技のイメージを明るくしたいということは、裏返すと、暗いイメージが強いと?

「そうですね。私自身は、それほど暗いと思ってはいないのですが、周りからそういう眼で見られているとは感じます。学生時代も、クラスメイトによく言われましたよ、暗いって。もちろん、友だち同士なので冗談っぽく言うわけですけど、体育館でカーテンを閉め切って練習してれば、そう見えるんだろうなと」

■カーテン閉めないと、ボールが見えないわけですよね?

「ですね。それだけのことですけど、室内にこもりっきりな印象なんでしょう。私自身、そう見られることは決して嬉しいことではなかったですし、これから卓球を始めようという子供たちに、私と同じような思いをさせたくないなと思ってます」

■たしかに、他の球技に比べると、派手さは欠けるかもしれませんね。

「やっぱり、私の学生時代は、バスケットやバレーボール、陸上といったほかのスポーツが花形で人気もありましたしね。イメージが“暗い”という理由だけで卓球をする子供が減ってしまったら、それは残念だし、卓球界にとっても損失ですよね。で、私のユニホーム姿で、少しでもイメージが変われば嬉しい。少しでも卓球のイメージを変える役目を果たしたいです。だから、『燃えよ!ピンポン』の応援団長もとてもありがたい話ですね。日本で、卓球がいま以上に広く理解される大きなキッカケになるはずだと思ってます」

<以下、次回へつづく>

■作品情報
「燃えよ!ピンポン」
3月22日(土)より、日比谷みゆき座ほか全国ロードショー
特集「燃えよ!ピンポン」

■関連情報
四元奈生美 official website - 公式サイト

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