ボリボリと大根をかじるような音が…頭蓋骨をかみ砕かれた男性がそれでも「クマは悪くない」と明言するワケ
※本稿は黒田未来雄『羆追人たち』(山と溪谷社)の一部を再編集したものです。
■左目から光が失われたワケ
「あのクマのことはね、決して恨んじゃいないよ」
ヒグマに襲撃されたときのことを聞くなり、老猟師は残された右目で遠くを見つめた。左側のまぶたは怪我の後遺症で垂れ下がり、完全に眼球を覆い隠している。彼の左目が開くことは、もうない。

2000年11月1日。当時の猟期解禁日、原田勝男は狩猟仲間3名と共にエゾシカを狙って出猟した。場所は北海道東部、白糠町の国有林。自宅から車で6時間以上かかる。原田が暮らす道央の岩見沢市は、今よりシカの数が格段に少なかった。わざわざ道東まで遠征することに決めたのは、確実に獲物を仕留めたかったからだ。
午前6時過ぎ。日の出と同時にハンターたちは山に入った。歩きやすく、シカが多い尾根筋を他のメンバーに譲り、原田は1人で別の稜線を歩いていた。シカの狩猟経験や捕獲頭数は原田が抜きん出ており、この日は自分よりも友人たちにシカを獲ってほしいと思ったからだ。天候は晴れ。太陽の光はさしているが、風は冷たい。霜の降りた落ち葉を踏みしめながら、原田はゆっくりと歩を進めた。
日が完全に昇っても仲間からの無線連絡はなく、銃声が聞こえてくることもなかった。まだ誰もシカを見つけられていないのだろうか。「しっかりな、頑張ってくれよ」と心の中でつぶやく。
原田自身もシカの姿を見ないまま、やがて時間は昼近くになってしまった。「そろそろ飯にするわ」。
■キツネでもシカでもない
原田は無線で仲間と連絡を取り合った。シカの目撃はあるものの、誰も発砲には至っていないようだ。
なかなか一筋縄ではいかない。眺めの良い高台で背負っていたリュックサックを下ろす。冷めたおにぎりをゆっくりと噛み締めながら、午後から獲物をどう追うか、頭の中で作戦を練った。
食事を終え、立ち上がった原田の目に、木々の間にうごめく黒い影が映った。向かいの斜面を、1頭の大きなオスジカがゆっくりと登っていたのだ。
「おっと、こんなところにいたんかい」
距離は100メートルを切っている。射撃の腕前には自信があった。確実に仕留められる獲物だ。
愛用のライフルに弾を込め、銃床にしっかりと頰付けをする。シカの姿をスコープの中心に捉えた。
なぜか、シカの動きは妙に緩慢だった。
「なんかおかしな動きだなあ、なんでだろう」
引き金に指をかけたまま観察していると、不意に背後で「ガサガサッ」という物音がした。その音に原田は妙な違和感を覚えた。
「キツネでもなく、シカでもないような……」
まさかと思って振り返ってみると、そこにいたのはヒグマだった。原田は目を疑った。そのエリアには何年も通ってきたが、一度もクマを見たことがない。だからヒグマがいない山だと思い込んでいたのだ。しかし、確かにヒグマは目の前にいた。距離はたったの5メートルほどしかなかった。
■目を狙ってくるのさ
目が合った瞬間、クマは耳をつんざくような咆哮と共に襲いかかってきた。銃をきちんと構える間もなく引き金を引く。
既に弾を込めていたのが不幸中の幸いだった。原田のライフルは、発砲と同時に次弾が装塡される自動銃だったため、何発かを連続で撃った。どこかには当たったようだが、相手の勢いは止まらない。
飛びかかられ、銃を弾き飛ばされた。たまらず、地面に仰向けに倒れ込む。目の前にクマの顔があった。とっさに両手を頭の後ろに回し、四つん這いになって防御姿勢をとる。しかしヒグマの攻撃がやむ気配はない。
「起きれ、起きれって、俺のこと転がして。そんで目を狙ってくるのさ。きっとアイツら、人間の目がおっかなくてイヤなんだろうね」
ヒグマはうつ伏せになった原田を前足で簡単にひっくり返すと、今度は口を大きく開けて頭に噛みついてきた。思いもかけない非常事態に、大量のアドレナリンが分泌されていたのだろうか。不思議なことに、痛みは全く感じなかったという。今もはっきりと覚えているのは、その時の音だ。
「ボリボリ、ガリガリ、大根を齧るような音だったね」
頭皮がむしり取られ、頭蓋骨が割れた。頭部を負傷すると、大量に出血する。原田もあっという間に血まみれになっていった。溢れ出る血が目に流れ込む。視界が奪われ、すぐに何も見えなくなる。

■脳みそまで齧られちまう
「まずい、これじゃ脳みそまで齧られちまう」。
必死に抵抗するが、ヒグマは攻撃の手を緩めてくれない。揉み合いに疲れ果てた原田は、一旦全身の力を抜いてクマに抗うのをやめてみた。
無抵抗になれば勘弁してくれるのではないか、と考えたのだ。しかしその作戦は全く役に立たなかった。ヒグマは執拗に頭を噛んでくる。このままでは死を待つだけだ。やはり戦うしか手はない。しかも、何かもっと有効な一撃を加える必要がある。
そのとき頭をよぎったのは、子どものころに近所の猟師から教えられたクマの撃退方法だった。「口に手を突っ込んで、息の根を止めろ」。捨て身の作戦。まさに最終手段だ。原田は意を決した。
目が見えないながらも、毛むくじゃらのヒグマの頭部をまさぐる。熱い息を吐き出す口を探し当てるやいなや、右手を思い切り差し込んだ。硬く握り締めた拳骨が、クマの口の中に収まった。同時に嫌な音がした。「パリッ」。手の甲の骨をへし折られたのだ。それでも痛みは感じない。
「このまま窒息させてやる」。奥へ奥へ、腕をグイグイとこじ入れる。まずは指先の感覚がなくなった。
続いて手のひらが痺れ、上腕から肩、さらには首へと麻痺が広がってゆく。その辺りで、さすがに体力も気力も尽き果てた。原田は意識を失った。
■やっとクマの口から手が抜けた
「グフォッ、グフォッ」
どれだけ時間が経ったのかは分からない。多分1分も経っていなかったのではないかと原田は言う。
口に手を突き立てられたままのヒグマが、苦しそうに喘ぐ息遣いで我に返った。音が聞こえるということは、自分は生きていることを意味する。これだけ攻撃されても、まだ死んでいないことが驚きだった。クマも相当に参ってきているようだが、自分の出血もひどい。
命はまさに、風前の灯火だ。何か次の手はないのか、必死に考える。すると、下半身はまだ動かせることに気がついた。つま先でクマの腹を探る。一番柔らかそうなところをめがけ、渾身の力で蹴り上げた。
すると、「バクンって音がして、クマの口から手が抜けたのを感じたんだ」。急に体が軽くなる。ヒグマはようやく原田の体を離してくれたのだ。そして荒い息をしながら遠ざかり、気配を消した。

もしかしたら助かるかもしれない。折しも、胸元につけた無線機から仲間の声が聞こえてきた。
「大丈夫か⁉」手探りでトークボタンを押して応答する。
「クマにやられた」
「なんだと! 場所は?」
歩き慣れた山で、ポイントの通称も仲間と共有していた。
「馬の背の稜線の2本目、7つある涸れ沢の1番目だ」
「分かった、すぐに行くから待ってろ!」
無線の音が途絶えた。
立ち去ったヒグマは、今どこにいるのだろうか。実はすぐそばに身を潜め、また襲ってくるのではないだろうか。相変わらず目は見えていないし、鼻も効かない。頼りになるのは聴覚だけだ。
必死に耳をそばだてる。木の葉やササが少しでも音を立てるだけで、ついさっき頭に齧りついてきたヒグマの姿が蘇る。体が震え始めた。原因は恐怖心だけではない。
大量の血液を失った結果、体温が低下してきたのだ。異常に寒い。時間が経つにつれ、震えは増すばかりだ。
「死ぬときってこんな感じなのかもな」と考える。自分はいつまで意識を保っていられるのだろうか。1分が1時間にも感じる……。
■狩猟仲間が見た顛末
原田より9歳下の藤部博は、原田を狩猟の師匠として慕っており、この日も一緒に白糠の山に入っていた。原田がヒグマに襲撃されているとき、藤部は1キロほど離れた地点にいた。他の2人の仲間は別々でシカを探していて、藤部は1人だった。
突然、ライフルの発砲音が連続で響いた。
「まるで、昔の西部劇に出てくる早撃ちガンマンのような連射でした」
藤部は、原田がシカを撃ったのだと思った。すぐに藤部は銃を抱え、物陰に身を隠した。原田に発砲されたシカ、あるいは銃声に驚いた別のシカが、自分のいる方向に逃げてくるかもしれない。それを仕留めようと思ったのだ。
■全力疾走する子グマ見て抱いた不安
案の定、しばらくして遠くからガサガサという音が近づいてきた。息を殺して、獲物が現れるのを待つ。すると、1頭のヒグマがササ藪の上を飛ぶようにして走ってきた。一見して子どもと分かる、
小さなクマだった。
「さっきの銃声は、原田さんがコイツの母親を撃ったんじゃないだろうか。何発も連射したということは、母グマに襲われた可能性もあるな……」
藤部の心に不安が芽生えた。全速力で疾走する子グマが、不意に目の前で止まった。藤部の存在に気づいたのだ。完全に撃てる状況だった。しかし、もし原田がクマに襲撃されていたとしたら、真っ先に救援に向かう必要がある。銃を構えたまま睨み合っていると、子グマはすぐに身を翻して逃げていった。

藤部は無線で原田や仲間に呼びかけた。しかし誰も応えてくれない。このとき、仲間の2人は藤部の電波が届かない場所にいた。そして、原田はヒグマと格闘の真っ最中だったのだ。「無線には、即座に応答せよ」というのは、常々原田自身が仲間に指示していたことだった。普段であれば、すぐに応えてくれるはずだ。
「頼む、なんとか無線に出てくれ……」
祈るような気持ちで呼び続ける。すると数分後、ようやく原田の声が聞こえてきた。藤部は、嫌な予感が的中していたことを知った。
■顔は原型をとどめていなかった
アップダウンが激しい山中をひた走る。20分ほどして、ようやく原田の言っていたポイントにやってきた。ブルドーザーが切り拓いた狭い作業道を進んでいると、太いハケで塗ったような血痕が、斜面の下に続いているのに気づいた。覗き込むと、クマのうなり声が聞こえた。ヒグマはまだ生きていたのだ。
20メートルほど下の藪に身を隠しているようで、姿は見えなかった。手負いのクマほど危険なものはいない。背筋が凍りつく。しかし、動揺している場合ではない。一刻も早く原田を助けなくては。あたりを見回すと、斜面の上方に倒れている原田を見つけた。一目散に坂を駆け登る。
ようやく探し当てた原田の姿を見て、藤部は絶句した。
「顔の皮が散々に剝がされていて、とにかくズタズタのボロボロ。頰や顎の骨も折れていた。眼球はなんとか頭蓋骨の中にとどまっていたけど、右も左も完全にひっくり返って白目をむいていました。耳は両方ともギリギリちぎれずに、頭からダランとぶら下がってて。鼻も切り裂かれていて、全く原型をとどめていませんでした。後にも先にも、あんなひどい怪我は見たことがないね」
ヒグマの攻撃は、頭部に集中していた。首から下は無事に見える。原田は右手も噛まれたと言っていたが、手袋をしていたので詳しい負傷の状況は分からなかった。
「驚いたのが、ものすごい顔のままでちゃんと喋っていること。そして、既に出血がほとんど止まっていたこと。とんでもない生命力だな、と信じられない思いでした」
■俺はもうダメだ……
「大丈夫かっ! しっかりしろ!」
聞き慣れた藤部の声に安堵感が押し寄せるとともに、原田の張り詰めていた気も緩んだ。
「俺はもうダメだ……」
「ナニ言ってんだ! 絶対に助けるからなっ」
「本当にお世話になったな、ありがとな……」
弱々しくつぶやく原田を、「そんなこと言うな、もう喋らんで!」と藤部が一喝する。藤部は自分の上着を脱ぎ、ガタガタと震えている原田に被せた。原田は、そのとき感じたほんのりとした温かさを、今でも鮮明に覚えているという。
当時、原田たちは携帯電話を持っていなかった。たとえ持っていたとしても、山奥では電波は繋がらなかっただろう。藤部は必死に無線で仲間を呼び続けた。
30分ほどして、ようやく1人がつかまった。
状況を伝えると、彼はすぐに車で山を降り、固定電話がある家まで走って救援を要請した。
《ピーポーピーポー》
生死の境をさまよう原田の意識を、救急車のサイレンが覚醒させた。仲間が林道の入り口で救急車を待ち受け、それに乗り込んで山を上がってきたのだ。
「諦めてなるものか」
原田は気持ちを奮い立たせた。脳裏に浮かんだのは妻の顔だった。普段からよく尽くしてくれ、狩猟にも快く送り出してくれる。
「アイツのためにも、まだ死ぬわけにはいかない」
■救助ヘリが着陸できない……
直線距離にして300メートルほどの位置で、救急車は止まった。原田が倒れている斜面には入れなかったが、谷を挟んだ向かいの稜線まで、林道伝いに走ってきたのだ。即座に担架を準備する隊員たち。
しかし、なかなか車から離れようとしない。原因はヒグマの存在だった。救急隊員と原田との間には、手負いのヒグマが潜んでいる。さらに、少なくとも1頭の子グマが近くにいる可能性がある。
原田を助けようとする救急隊員がクマに襲われるという二次被害を防ぐため、地元猟友会のハンターの出動が要請されていた。だが、そのハンターがなかなか来てくれない。もどかしい時間がジリジリと過ぎてゆく。

今度は、ヘリコプターの音が近づいてきた。救急車が現場に入れない事態を想定して手配されたものだ。機体は原田の頭上に達したが、降下してくれない。木々が生い茂り、着陸できないのだ。右往左往する爆音から、パイロットが降りられるポイントを懸命に探していることが感じられる。
「頼む、なんとか頑張ってくれ」
しかし残念ながら、十分に開けた場所はどこにもなかった。原田の必死の祈りも虚しく、ヘリの音は遠ざかっていった。
■ブンヤが来てる
程なくして山中にハンターが到着した。ようやく救急隊員が動き出したものの、今度は見通しの悪い藪の中で迷ってしまうトラブルが発生。結局、原田のもとに担架が到着した時点で、救援要請をしてから2時間以上が経過していた。
「もう大丈夫ですからね!」
遂にやって来た隊員の呼び掛けに、原田は思わず涙した。しかし顔面の損傷があまりにひどく、実際に涙が流れたかは定かではない。体が持ち上げられ、担架に乗せられたのを感じた。谷を渡るのに、まずは慎重に坂を下り始める。
隊員たちは、原田ができるだけ衝撃を受けないように気を遣ってくれてはいるが、体はどうしても大きく揺さぶられてしまう。徐々に気分が悪くなってきて、嘔吐した。「吐いていいですよ、どんどん出してくださいね」という隊員の優しい声音に感謝しながら、原田は激しく吐き続けた。胃袋が空になるとともに、不思議と気持ちも軽くなり、なんだかとてもスッキリした気分になった。谷を下り切った担架が、再び斜面を登り始める。救急車に近づいたところで、隊員の「ブンヤが来てるぞ」という声が聞こえた。
驚いたことに、山奥であるにもかかわらず既に新聞社やテレビ局などの報道陣が駆けつけていたのだ。機転を利かせた救急隊員が頭に布を被せてくれ、見る影もない顔を撮影されずに済んだ。
■16時間に及んだ手術
救急車は一路、緊急時の医療体制が整っている釧路労災病院を目指した。所要時間は1時間強だ。
しかし怪我があまりにひどく、短時間であっても命が持たない可能性が高いと判断され、急遽、白糠の小さな診療所に立ち寄ることになった。原田の足首に点滴の針が刺され、体内に冷たい液体が流れ込むのを感じた。再び走り出した救急車の中で、隊員が繰り返し口にしていた「チアノーゼ」という言葉が耳に残っている。それが、血中の酸素不足によって皮膚や粘膜が青紫色になる症状を指すことは、後日知った。
ようやく釧路労災病院に辿り着いた原田は、まだなんとか意識を保っていた。医師に名前を聞かれて答える。すると、「おお、名前が言えた。これは助かるかもしれないぞ」という周囲の声が聞こえた。
続いて、自宅の住所や電話番号、妻の名前なども伝える。勢いづいてさらにいろいろ話そうとすると、「もうあまり喋らないでください」と制された。その後、麻酔を打たれた原田は深い眠りについた。
当初、仲間たちが「想定では5時間程度」と説明を受けた手術は、実に16時間にも及んだ。そして遂に、原田は一命を取り止めたのだった。その超人的な生命力には、医師も驚きを隠せなかった。
「あんな傷を負いながら生き延びるなんて。あなたは正真正銘の化けものです」
麻酔から覚めた原田に、医師は敬意を込めてそう言った。

■決してクマが悪いわけではないさ
原田を襲ったヒグマは、事故の翌日に、息絶えた状態で発見された。体長1.5メートル、体重160キロの大きなメスだった。このクマが原田を襲った理由も判明した。体内には、横腹から入った銃弾が残っていた。原田が使用していた弾ではない。
実は前日、このクマは別のハンターによって重傷を負わされていた。ハンターは犬を連れていたにもかかわらず、きちんとクマの匂いを追わせてとどめを刺すことをしなかった。原田は、他人のずさんな狩猟のとばっちりを受けたのだった。

通常、弾が貫通すればクマは出血多量で命を落とす。しかしそうではなかったため、撃たれた翌日になってもまだ死にきれない。
「苦しかっただろうなあ」
原田はヒグマの気持ちに寄り添う。さらに、そのメスは子連れだった。原田が気づかないままに子グマに接近してしまい、母グマの防衛本能にスイッチを入れてしまった可能性もある。
「運悪く、ちょうどそこに現れたのが俺だった。自分を撃った人間に反撃するため、そして我が子を守ろうとする一心で攻撃してきたんだろうな。悪いのは前日にそいつを撃ったハンター。決してクマが悪いわけではないさ」
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黒田 未来雄(くろだ・みきお)
作家・狩猟家
1972年、東京生まれ。東京外国語大学卒。1994年、株式会社三菱商事入社。国産車のアフリカへの輸出を担当。1999年、NHKに転職。ディレクターとして「ダーウィンが来た!」などの自然番組を中心に制作。北米先住民の世界観に魅了され、現地に通う中で狩猟体験を重ねる。2016年、北海道への転勤を機に自らも狩猟を始める。2023に早期退職し、北海道に移住。執筆、講演会や授業を通じて野生動物や先住民からの教えを伝えている。著書に『獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ“いのち”の巡り』(小学館)、『羆追人たち ヒグマの虜になった10人』(山と渓谷社)。アウトドア雑誌『BE-PAL』(小学館)に「脱サラ猟師からの手紙」連載中。NETFLIXドラマ『地面師たち』(2024)では狩猟シーンの監修を務める。
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(作家・狩猟家 黒田 未来雄)
