10日から「自殺予防週間」が始まりました。

これにあわせ大分県大分市中心部でもけさ、悩み相談の窓口を周知する街頭啓発活動が行われました。

◆市の職員など
「おはようございます。9月10日から自殺予防週間です。悩まず相談してください」

毎年9月10日から16日までは自殺予防週間と定められ、各地で様々な啓発活動が行われています。

10日朝、JR大分駅前でも大分市の職員や楊志館高校の生徒などが悩みの相談窓口の電話番号が書かれたチラシを配って、自殺防止を呼びかけました。

◆大分市保健所 保健予防課渡部綾さん
「1人で抱え込まないで相談してほしいし自分の大切な人の変化に気づいて、どうしたのと声をかける勇気も持ってもらえたら」

大分駅前

厚生労働省によりますと、県内の自殺者数は、2025年165人で、統計を始めて以降、最も少なくなったということです。

悩みの相談先のひとつが「いのちの電話」です。

大分いのちの電話は40年前に開設され、年中無休24時間体制で悩みの相談に応じています。

2025年1年間に寄せられた相談はおよそ9500件で、1日の平均では26件ほどとなります。

このうち、自殺にふれた相談は1000件あまりで、深刻な内容ほど深夜に寄せられるケースが多いそうです。

大分いのちの電話

◆大分いのちの電話雲和子事務局長
「話を聞くことで新しい解決策が見つかったり、話している人の気持ちがはっきりすることによって前に一歩踏み出せたり、そういうお手伝いをしている。できるだけバリアを張らずに軽い気持ちで相談してもらえたら」

電話相談員は2年間の研修を経たボランティアたちです。最も多い時で225人いましたが、いまではその半数近くまで減少。

1人で対応する時間が増えたため、 電話がなかなかつながらないこともあるということです。

こうした状況から、大分いのちの電話では電話相談員を募集しています。