AnthropicがAIに関するリスクレポートを公開しました。その中で、一般公開されている最高性能のモデル「Claude Mythos 5」よりも性能が高い謎のモデルが登場することが話題になっています。

Redacted Risk Report August 2026 - Redacted Risk Report August 2026 .pdf

(PDFファイル)https://www-cdn.anthropic.com/f61d49fa5596956a5dec75fea0e973bf6a6a8378/Redacted%20Risk%20Report%20August%202026%20.pdf







2026年8月15日に公開されたレポートでは、Claude Mythos 5とModel 2を対象にいくつかの安全性審査を行った結果が共有されています。

Anthropicによると、Model 2は「Claude Mythos 5よりもやや高い能力を持っている」モデルで、Anthropic社内ではClaude Mythos 5と並んで広く使用されているそうです。Claude Mythos 5は追加の安全対策が施され「Claude Fable 5」という名前で一般公開されていますが、「Model 2」が一般公開される予定はないとAnthropicは述べています。

Model 2はAnthropic社員による評価の結果「多くのタスクにおいてClaude Mythos 5よりも明らかに改善されているという認識」を持たれています。ただ、Claude Opus 4.6からClaude Mythos 5の大本モデル「Claude Mythos Preview」に乗り換えたときほどの飛躍的な向上は示さず、あくまで「全体的に少しだけ有能」という評価にとどまるとのこと。

Anthropicの社内ベンチマーク「CoBench v2」の結果は以下の通り。若干、Model 2の方がいい成績を出しています。



具体的な例として、監視者に気づかれないようAIが秘密のタスクを実行するテストでは、拡張思考を有効にした上でClaude Mythos Previewの成功率が6〜10%、Model 2の性能はClaude Mythos 5よりわずかに高いもののClaude Mythos Previewよりは大幅に低いという結果が示されています。

なお、レポートの中には「Model 1」という名前のモデルも登場します。あるユーザーは、「Model 1の後継がModel 2で、これらの教師モデルがClaude Mythos Preview、Model 2を蒸留して作られた小規模なモデルがClaude Mythos 5とClaude Fable 5ではないか」と指摘しました。