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 ◇女子ゴルフツアー NEC軽井沢72第1日(2026年8月14日 長野県 軽井沢72ゴルフ北C=6590ヤード、パー72)

 AIG全英女子オープンでメジャー初制覇を果たしたメルセデスランク1位の桑木志帆(23=大和ハウス工業)は4バーディー、3ボギーの71で回り60位で滑り出した。

 メジャーチャンピオンとして臨んだ凱旋初ラウンド。桑木は今までに体験したことのない重圧に襲われた。

 「最初の方は緊張した。見えないプレッシャー。勝手に感じているだけだけど、初めての経験だった。今までの緊張とは全然違う。体が固まった感じ」

 練習グリーンから1番に向かう途中にはギャラリーから「全英優勝おめでとう」の声が飛んだ。1番ティーでは「AIG全英女子オープンで海外メジャー初優勝を果たした」と紹介され、期待度と注目度の高さを感じながらスタートした。

 ティーショットはフェアウエーで弾んだ。しかし、絶好の位置からの第2打は距離感が合わず、10メートル以上のバーディーパットはカップに届かず、1・2メートルのパーパットも外した。

 「最初のパットは長めだった。それを寄せ切れなくてパーパットも“入りそうにないな”と思いながら打ってしまった。緊張のせいかな」と振り返った。

 バーディーが欲しい2番パー5でもアイアンがブレてチャンスをつくれずパー。続く3番でも2メートルのパーパットを決め切れずボギーを叩いた。

 それでも8番で3メートルのチャンスをものにすると、12番でも1メートル強に付けてバーディー。16番と17番では連続バーディーを奪い、アンダーパーでホールアウト。「悔しいけど、最後の方はやっと自分らしいゴルフができた」とようやく安堵(あんど)の表情を見せた。

 不調の要因は緊張だけではない。英国から帰国した先週は記者会見、インタビューテレビ出演などハードなスケジュールをこなした。「体も疲れているんだなというのもあって、だましだましやっていた」と心身の疲労が残っていたことも影響したようだ。

 ただゴルフの内容には不安はない。「全体的には悪くない。緊張しなければ大丈夫だと思う」。上位とは大差がついたが、巻き返しに自信を見せた。