YouTubeチャンネル「萌々 地歴インフラ調査ch【ずんだもん解説】」が、「【地理の謎】Googleマップで見つけた『短冊地割』の正体とは?東京都小平市・東久留米市を歩いて分かった土地開発の歴史」と題した動画を公開した。動画では、東京都小平市と東久留米市の入り組んだ市町村境界の謎について、江戸時代から続く「短冊地割」という視点から現地調査を交えて解説している。

ずんだもんと萌々の2人は、小平市と東久留米市の境界線を歩きながら調査を開始する。地図上で見ると両市の境界は非常に細長く、直角に入り組んだ不自然な形をしている。この奇妙な境界線の正体について、「これは江戸時代の新田開発の時の地割が影響している」と解説。武蔵野台地は水はけが良い一方で地下水へのアクセスが困難であったため、農業用水路から平等に水を分配できるよう、農地を細長い短冊状に分割する「短冊地割」が採用されたという。

現代になり、この短冊状の農地の一部が宅地化されたり売却されたりした結果、固定資産税の配分などの手続きが煩雑になることを避けるため、土地の所有境界がそのまま市町村境界として引き継がれた。現地では、両市のマンホールが混在していたり、自治体ごとの開発条例の違いから「市が変わるだけで歩道が狭くなる」といった現象が起きており、見えないはずの境界線が目に見える形で現れている様子が映し出された。

さらに調査は、防災行政無線の時報にも及ぶ。入り組んだ境界線によって隣接する自治体の時報が混信することを防ぐため、各市が鳴動時間をずらしたり、異なる楽曲を採用したりといった配慮が存在すると推測している。

一本の道路を歩くだけで、自治体の制度の差や時代の違いを体感できると結論付けられた本動画。何気ない住宅街の風景の裏に隠された土地開発の歴史と現代行政の工夫が交差する、知的好奇心を大いに刺激する内容となっている。

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こんにちは、萌々です。 国内旅行、市町村境界、地理ネタ好きの私が撮り歩いた カントリーサインを初め、地理・歴史・インフラの考察、旅の記録、 雑学をずんだもん他との掛け合いで発信していくチャンネルです。 防災行政無線の時報音楽も並行して投稿しています。 よろしくお願いします。