日本一の水族館が再入館禁止発表に「本気で言ってるのか」の賛否、同館に聞いた“新たな施策”
世界最大級の水族館としても知られる大阪・海遊館が、6月15日より再入館ができなくなることが発表され賛否となっている。
1990年7月20日に開館。2025年10月1日には水族館単体としては日本初となる累計入館者数9000万人を突破するなど、入場者数日本一を誇る同館。
「観覧時間の制限はしていない」
多くの水族館では再入館が可能だけに、今回の発表は水族館好きの間でさまざまな声が出ることに。
《【6月15日より再入館できなくなります。】と書いてあるのですが、本気で言ってるのか》
《海遊館再入館できへんくなるって聞いたけど飲食店も喫煙所も館外でそれはないやろって思う。遠征して来る水族館好きの場合、開館から閉館までいる場合もあるのに…館内にあるちっさいカフェ激混みで入られへんし…》
同館はコロナ禍の2021年に年間パスポートの販売を終了。現在は混雑緩和のため来館日によって変動する適正価格が導入されており、最安値でも大人2700円。繁忙期は3500円と高額だけに、再入館までできなくなると厳しいという声も。
そこで再入館が禁止になる理由などを海遊館に聞いた。
「海遊館では、15分単位で入館時刻を指定し、かつ指定時刻当たりの販売枚数を一定数に調整する『日時指定券』を販売しております。これにより、館内の混雑を抑制して観覧環境を改善するとともに、事前に日時指定券をご購入いただくことで、ご入館待ち時間を削減するよう取り組んでおります。
日時指定券の販売状況につきましては、公式ホームページでお知らせしてWEBチケットの事前購入をお勧めするなどしています」(担当者、以下同)
パスポートの再販予定はなし
今年4月からは観覧環境の改善を目的に、館内に持ち込める手荷物の大きさなどについても新たにルールを設けているという。
「時間帯当たりのご入館者数を一定に保ち、お客様にゆっくりとご観覧いただくための施策のひとつとして、2026年6月15日より、再入館を終了することとしました」
今後休憩スペースを増やす予定はあるのか? という質問には、
「館内通路にはイスやベンチを適切な場所に配置しているほか、館内のカフェでもおくつろぎいただけるよう配慮しています」
再入館が禁止になるのは「長時間居座る利用者がいるためではないか?」というXで話題になっている件については、こう否定した。
「ご観覧時間の制限はしておらず、また、出口を出ずに、再び順路通りにご観覧いただくなど、長い時間お楽しみいただくことには何ら問題ございません」
年間パスポートの復活は予定していないという。
「年間パスポートの販売は、コロナ禍を機に終了いたしました。日時指定券を導入したこともあり、入館フリーとなるパスポートの再販売は予定しておりません」
最後にこうメッセージを寄せた。
「多くのお客様に館内をごゆっくりご観覧いただけるよう、館内環境の改善に取り組んでおります。ご理解賜りますよう、お願い申し上げます」
再入館ができなくなるのは残念だが、観覧時間の制限はないだけにルール内で楽しむしかないだろう。

