NHK朝ドラ『おむすび』で主演を務める橋本環奈

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 連続テレビ小説『おむすび』(NHK)でヒロインを務める橋本環奈が、11月16日放送のトーク番組『土曜にスターがやってくる!』(NHK)に生出演したのだが……このときの対応にネットで疑問の声が巻き起こっている。もちろん、視聴者が気がかりなのは、パワハラ疑惑の行方だ。

「10月30日、『文春オンライン』で橋本の驚くべきエピソードが赤裸々に証言されました。飲み物や日傘を渡すタイミングをスタッフが間違えると、『使えねぇな』と激怒。結果、これまで8人のマネージャーがパワハラに耐えきれずやめていったというのです。

 これに対し、橋本さんの所属事務所の社長が公式サイトで完全否定したものの、騒ぎはおさまらず。今作の途中降板や、はたまた『紅白歌合戦』の司会交代を危惧するメディアもあったほどです」(芸能プロ関係者)

 報道から約2週間、ダーティーな印象を持たれてしまった感もある橋本が出演したのが、先の『土スタ』だ。ドラマの舞台でもある福岡から公開生放送でおこなわれたのだが、ヒロインを演じる橋本は、同作で祖母役を演じる宮崎美子とともに登場。

 会場の雰囲気に、「福岡のみなさんはやっぱりあったかいですね」「本当にお帰りという気持ちで受け入れてくれたので、うれしいです」と笑顔で感謝。

 この後、物語について語ったり、父親役を演じる北村有起哉らと和やかに談笑するメイキング映像が流れたり、終始和やかな雰囲気。結局、報じられた内容についての言及はいっさいなく終わった。

 ただ、やはりというべきか、橋本にパワハラの影を見てしまう視聴者もおり、

《よくしゃべるハイテンションな橋本環奈。 饒舌すぎるのは寝不足によるハイな状態か、それともパワハラ報道の後ろめたさから?!》

橋本環奈ちゃんのパワハラ報道なんだったん》

橋本環奈さん 元気にハキハキとよく喋る そんな感じだからパワハラとか言われちゃうのかな》

 など、疑念が払拭されない状況に不満の声もXでは見られた。

 だが、生放送中、「少しピリついた場面もあった」と、前出の芸能プロ関係者が指摘する。

「結の恋人役を演じる佐野勇斗さんがVTR出演し、『(会場でこのVTRを)環奈が見てると思うと、(橋本の素顔を)言うのイヤだなぁ』と何気なくボヤくと、橋本が食い気味に『じゃあ、言わないでいいのよ』と、やや強い口調でクギを刺したのです。

 結局、佐野が語りたかったのは、セリフ量も膨大なヒロイン役を立派に務めていて尊敬するという、いい面だったのですが……。

 そのVTRあけ、『土スタ』司会の木村昴から『どんな話が飛び出すのかドキドキされてましたよね?』と聞かれた橋本は、『けっこうイジられるのかなと。“イジられ待ち” だったんですけど、すごくいいこと言われたんで逆に照れる』と苦笑していました」

 うやむやに終わりそうなこの騒動。真相がわかる日は来るのだろうか。