「最後のギリギリのところで自力がちょっと勝る」けん玉日本一は小学4年生「素質」+「努力」で頂点掴む
小学生の「けん玉日本一」を決める大会で静岡県長泉町の4年生が優勝しました。その強さの秘密は日々、けん玉に取り組み、上達を目指すひたむきな姿勢にありました。
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11月14日、長泉町役場でけん玉を披露した長泉小学校4年の岡村昂泉さん。偉大な記録を達成し、町長を表敬訪問しました。
岡村さんは、東京で開かれた「全日本少年少女けん玉道選手権大会」に東海地区代表として出場。トーナメント戦で強豪との対戦を勝ち抜き優勝、日本一に輝きました。
3歳からけん玉を始めた岡村さんは、沼津市のけん玉教室で仲間と腕を磨いてきました。岡村さんに全国大会で優勝するには何が必要かと聞くと、「練習が必要で、次に(競い合う技)何が出てもいいように練習する」ことだといいます。
大会では互いに競い合う技をくじ引き形式で決めます。どんな技でもできる“技術の高さ”そして、失敗をしない“技の安定感”が重要です。
岡村さんが3歳の時から指導してきた大川さんは、この優勝は「素質」プラス「努力の賜物」だと言います。
「基本的に彼はものすごく筋がいい子。ものすごく筋がいい子が、ものすごく練習した。そりゃうまくなる。同じぐらいの腕の子がいた時、僅差でこの子は上がれる。最後のギリギリのところで、自力がちょっと勝る」(岡村さんにけん玉指導する大川英一郎さん)
全国制覇を成し遂げた岡村さん、次の目標は「これから先の目標は全国大会2連覇。来年も優勝できるように頑張る」と前を見据えます。