ロハス・ジュニア(ロハス・ジュニアのインスタグラムより)

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韓国プロ野球(KBO)リーグのKTウィズに所属する元阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(34)が、日本球界に復帰する?

「チームをポストシーズンに導いた親孝行外国人選手」

韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)は2024年11月12日、ロハス・ジュニアの特集記事を組み、日本球界復帰の可能性に言及した。

同メディアは、米メディア「MLB Insider」のマイク・ロドリゲス記者が自身のXに投稿した情報をもとに記事を展開した。

記事によると、ロドリゲス記者は「情報筋によると、日本の2球団とMLBのナショナル・リーグの球団が、ドミニカのメル・ロハス・ジュニア外野手の獲得を狙っている」と投稿した。

この投稿を受け、同メディアは「25年シーズンを準備するKTウィズに超緊急事態が発生した。チームをポストシーズンに導いた親孝行外国人選手、メル・ロハス・ジュニアを日本プロ野球(NPB)が再び狙う」と報じた。

今シーズンKTウィズに復帰したロハス・ジュニアは、144試合に出場して打率.329、32本塁打、112打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは、0.989だった。打率はリーグ7位、本塁打は6位、打点は5位と、打撃主要3部門でベスト10入りした。

20年は打率.349、47本塁打、135打点で韓国MVP

ロハスは10年、大リーグ・ドラフトの3巡目でピッツバーグ・パイレーツから指名されてプロ入りした。その後、大リーグに昇格することなく、17年6月にKTウィズに移籍。シーズン途中の加入だったが、打率.301、18本塁打、56打点の数字を残した。

韓国4年目の20年は、142試合に出場して打率.349、47本塁打、135打点を記録。本塁打王、打点王の2冠を達成し、シーズンMVPに輝いた。この活躍が評価され、20年オフに阪神に移籍した。

阪神では打線の軸として期待されるも振るわず、1年目は打率.217、8本塁打、21打点に終わった。2年目も低迷が続き、打率.224、9本塁打、27打点。結局、2年で阪神を退団し、メキシカンリーグを経て、KTウィズに復帰した。

「スターニュース」は、「韓国での復帰シーズンを成功に終えたロハス。果たして高齢で再び日本と米国メジャーリーグの舞台に再挑戦するのか。関心が集まっている」と締めくくった。