ハイタッチでナインを迎える才木(中央)ら(撮影・飯室逸平)

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 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024、日本代表7−1チェコ代表」(9日、バンテリンドーム)

 侍ジャパンが快勝でプレミア12に弾みを付けた。四回から2番手で登板した才木(阪神)が圧巻の投球。最速153キロの直球とフォークを武器に翻弄し、3回をパーフェクト、9つのアウトのうち7つを三振で奪う力投で勝利を呼び込んだ。

 上々の侍ジャパンデビュー。「まっすぐの走りも良かったですし、ファウル取ったりとか、空振り取ったりできてたんで、“あー、すごいいい感じかな”と思うので。あと少し本戦入るので、そこまでしっかり調整して、微調整して本戦に合わせたらいいかな」と振り返った。

 先発・高橋宏の後を受けてのマウンド。「最初から試合見ていると相手選手も真っ直ぐにフルスイングしてくるバッターが多かったので、こっちも負けずにどんどん押していこうというようなピッチングでいきました」と決意しての投球だった。

 次は本戦、台湾での登板。「慣れてないところですし、アウェイなんであれですけど、しっかりその日のベストが出せるように、力みすぎずにとか、まあまあいつも通りでいいかなと思いますけど、あんまり気にせずに」と平常心で投げる思いだ。