海外喝采…久保が「傑出している」 相手置き去り“ゴラッソ弾”で証明「日本人スターは不可欠」
先発復帰したセビージャ戦で今季3点目をマーク
スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英が、現地時間11月3日のラ・リーガ第12節セビージャ戦で今季3点目をマークし、敵地での2-0勝利に貢献。
3試合ぶりに先発出場し、攻撃面では脅威を示したパフォーマンスを披露したなか、「傑出している」「日本人スターは不可欠」と現地で賛辞を集めている。
久保の見せ場は前半34分に訪れた。右サイドでボールを持つと得意のドリブルで対峙したDFアドリア・ペドロサを翻弄。そのままカットインし、ペナルティーエリア内から左足を一閃したシュートでGKアルバロ・フェルナンデスが守るゴールを撃ち抜く。失点直後のGKフェルナンデスもお手上げと言わんばかりの表情を示した。
ソシエダは後半にも1点を加点し、2試合ぶりの白星を奪取。この試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された久保のパフォーマンスに現地メディアはこぞって高評価。スペイン紙「マルカ」は今季チームトップの3点目を奪い、ソシエダ加入後の得点時戦績が負けなし(17勝1分)という事実を引き合いに「すでにチームの中でも傑出している」と喝采を送っている。
また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」でも「ラ・レアルのゴールは、日本人スター選手によって大いに称賛され、欠かせない存在であることを改めて証明した」とセビージャ戦の出来を総評。これでチームは今季4勝目。現在10位のソシエダで出色の働きを見せる日本人アタッカーの活躍ぶりが反響を呼んでいる。(FOOTBALL ZONE編集部)